ABUロボコン2017 / ロボコン

【速報】予選リーグ 一巡目 結果速報:ABUロボコン2017

8月27日11時、東京都大田区・大田区総合体育館で「ABUロボコン2017」が開会した。

テストランの行われた昨日と変わって、少し過ごしやすい気温。しかし会場周辺は人と熱気に沸き返っている。

開会式ではまず、芸姑さんによる唄と鼓、日本舞踊が披露された。「花か蝶々か蝶々か花か 来てはチラチラ…」お座敷遊びで唄われる江戸端唄だ!……と思ったら動作拡大型ロボットスーツ「スケルトニクス」が登場し、ロボットによる投扇興が行われる。

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伝統芸能を最新技術でリブートするアツいパフォーマンスに会場が湧いたところで、拍手に包まれて選手入場。他国からの応援団も到着しており、対戦相手チームへの声援も温かい。

東工大チームリーダー、谷さんによる選手宣誓が行われ、19チームのリーグ戦による予選が開始!

予選一巡目

第1試合
Aグループ
青:韓国
赤:マレーシア
赤チーム・マレーシアは昨年優勝校。素早い動きと正確で鋭い投射が特徴で、APPARE!自己ベストタイムは40秒以下という。韓国は昨日のテストランではマシンの完成に至らず、ぶっつけ本番での参戦だ。
緊張の第1試合、マレーシアがはやい! 7秒程度で投射を始め、どんどんとスポットを埋めていった。韓国もそろそろながら、しっかりと動いている。確実なディスク装填後、1分23秒で投射モーションに入るがその頃にはマレーシアのAPPARE!が目前に迫っていた。最後に5Pスポットを制し、1分28秒でAPPARE!達成。初戦からのAPPARE!、鮮やかな勝利に会場は盛り上がった。
勝利:マレーシア(1分28秒)

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第2試合
Bグループ
青:フィジー
赤:スリランカ
制御基盤の台やエアポンプに自国の伝統紋様をあしらったカバーを着けているフィジー。スリランカは「シンプルイズベスト」を追求した質実剛健なマシンだ。
向き合うと、よく似たタイプのマシンのようだが、スリランカは一気に50枚のディスクを搭載可能で、フィジーは10枚程度ずつ乗せる。ただしフィジーは装填エリアのすぐ近くで投射するためタイムアドバンテージがある。スリランカは使用モータ3つという本当にシンプルな機構。2色のディスクが「ふわり・ふわり」と舞い、じりじりと点取り合戦が続く。3分間の陣取り合戦を、5対2でスリランカが制した。
勝利:スリランカ(5-2)

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第3試合
Cグループ
青:香港
赤:タイ
特徴的な走行機構の香港、フィールドメンバーのうち2人が女性だ。対するタイは優勝未経験校ながら精度の高い投射で注目を集めたダークホース。
試合開始、両校とも足が速い……が、香港が勢い余ってマシンが軌道からズレてしまった! 痛恨のリスタート。その間にタイが投射を始めている。香港、リスタートのあとにタイのディスクを落としてAPPARE!を妨害する。香港の妨害精度が高い! タイは香港の妨害に対し、APPARE!を諦めて得点勝負に切り替える。
3分間、取ったり取られたりの戦いのあとに試合終了、8対2でタイが競り勝った。
勝利:タイ(8-2)

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第4試合
Dグループ
青:中国
赤:東京工業大学(日本)
テストランでの合わせ込みがふるわずまさかのシード落ちをした中国と、2回目のテストランで不安を残した東工大。「まさか」の2校の対決。
中国はテストランで、3人のチームメンバーが全員タブレット端末を持って投射機構の調整をしていた。本戦ではもちろんパイロット1人がマシン操作をしている。東工大のチーム紹介では、ライバル校・東大ロボテックチームからも声援が飛んだ。
スタート!中国が自動装填でタイムアドバンテージをとるかと思ったら、東工大の足が速い!投射モーションまでの時間はほぼ互角だ。
両校ともに速い連射で短時間APPARE!を狙う仕組み。すごい量のディスクがどんどんとスポットを埋めていき、1分4秒で東工大がAPPARE!を決めた。
中国によるディスク撃ち落としの有効性について審議が行われたが動画リプレイによって「APPARE!達成後の撃ち落としだった」との結論が出て、東工大の勝利が確定した。
勝利:東京工業大学(1分4秒)

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第5試合
Eグループ
青:インドネシア
赤:東京大学(日本)
静かな動作音で、「ゆったり」とした印象すら与えるのに、テストラン1回目でAPPARE!達成、2回目でもAPPARE!寸前の成果をあげてシードを勝ち取ったインドネシアと、まさかのシード落ちをした日本の強豪校・東京大学。
両者スムーズなスタートをきる。インドネシアがテストラン時とかわって投射に手間取っている。東大は連射が速いが「乗り」が悪い。APPARE!ではなく得点狙いのようだ(まだKinectの調整ができていないか?)。スポットの取り合いが続くが、2分33秒で東大がすべてのディスクを打ち切る(5点)。インドネシアが3分で12点を獲得し、インドネシアの勝利。東大は国内大会の予選に続き、まさかの初戦負けとなった。
勝利:インドネシア(12-7)

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第6試合
Fグループ
青:エジプト
赤:インド
テストラン参加直前まで機械加工による合わせ込みを続けていたエジプト。一方のインドは、開発期間3ヶ月でマシンを完成させている。時間のない中で完成した2台のマシンが真っ向からぶつかった。
インドがスタート直後にトラブル発生?リスタート。そのスキにエジプトが確実に装填、投射を始める。1分40秒でエジプトがリスタートし、その間にインドがスポットを埋める。フィジー・スリランカ戦のような点取合戦は、3分間の終了後9-9で同点! 「獲得スポット数の多いチームが勝利」というルールにのっとり、インドが勝利となった。
勝利:インド(得点9-9、獲得スポット数3-1)

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第7試合
Gグループ
青:パキスタン
赤:ネパール
マシンの完成まで2ヶ月弱だったという、超スピード開発のパキスタン。三点支持の制御機構で、ディスク装填部品をテストラン直前までサンダーで削って、ギリギリの調整を続けていたネパール。
両者、早くはないが順調なスタート。ネパールの三点支持式の投射台制御の動きが面白い! 本当にシンプルな機構ながら、順調にスポットを獲得する。パキスタンは奥の5Pスポットを狙って投射を続けるが、ポイント獲得にいたらなかった……。
勝者:ネパール(6-1)

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Device Plus 編集部

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