メイキンクエスト

メイキンクエスト~伝統工芸を使ってハッカソン!~大会レポ(前半)

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攻撃を一点に集約せよ、無駄な事はするな。

この名言を残したと言われる織田信長でも有名な東海地方・メ~テレ(名古屋テレビ放送)の
開局55周年記念番組「メイキンクエスト」の取材に先週末行ってきました!
この4月よりデバプラ編集部の新メンバーになりました、高島です。どうぞよろしくおねがいします。
今回の記事は下記の3部構成でお送りしたいと思います!

まず「ハッカソン」についてはもうよく知られた言葉だとは思いますが、
ハックとマラソンを合わせた造語で、ソフトウェアやハードウェア、デザイナーなどから成るチームが決められた時間のもとアイデアを出し、プログラミングなどを行い、その成果を競うイベントです。
さぁ、今回のハッカソンではどんなものができるのか…

 

■参加チーム

▼Yahoo!JAPAN
▼team名城
▼デンソー技術会
▼つくるラボ
▼P-ROBO204.Toyota
▼Beyond salon
▼Akashic Records
▼ファブ女

今回参加しているのは8チーム。有名企業の社員からなるグループや、
数々のハッカソンでの優勝経験を持つチーム、学生など、様々な顔ぶれのチームが集結しています。
 

■ルール

2日間で伝統工芸をハックして、「人を笑顔にする」おみやげを作ること。
 

■いざ開始!

伝統工芸を使用するというルールがあり、会場には和紙や枡、組紐、染反物のブースがあり、
開始直後はどのチームも一体どんなものがあるのかブースを偵察していました。
また協賛会社より製品や技術のサポートを受けることができます。

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協賛会社であるヤマハさんのブースを偵察するつくるラボのメンバー

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ヤフーチームのメンバーも協賛会社のロームブースにていろいろ相談中……

 

■最初の4時間で何をプロトタイプするか決める。

あらかじめ配られていたプランシートに内容や使用する伝統工芸・技術・役割を書いていきます。
そしてそれを大きいシートに書き移し、製作物を決定します。

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このクエストプラン下書きシートにアイデアを書いていきます。

各チームすごく真剣に話しあっていました。おどろいたのは下準備の良さ!
はんだやArduinoはもちろんのことながらディスプレイを準備しているチームまで!
(ソフトの開発環境ばっちりやな……)

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アイデアをシートに書き写していきます。
 

■プランの発表

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各チーム、どういったものをつくるのか5分で発表します。このプレゼンの仕方も腕のみせどころ。
寸劇をするチームや、アドバイザーに詰め寄るチームなどチーム色がめちゃくちゃ出ていました。笑
さぁ各チームどんな発表をするのか……

 

デンソー技術会

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空伝灯というドローンとバルーンをくっつけた飛行体をつくるようです。
この図を見るとドローンを2体繋げているので、どうやって同時制御するのか気になります。

 

P-ROBO204.Toyota

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トヨタのチームはコンポを作成する様です。
伝統技術がかなり使われている豪華な仕様!

 

team 名城

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絵のクセがすごい!クセがすごすぎて中身があまり頭に入ってきませんが、
伝統工芸である枡にカメラモジュールを入れて加速度センサで傾き検知して
写真をとるようです。

 

Yahoo!JAPAN

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このチームも枡にいろいろなデバイスをしこんでしゃべる枡をプロトタイプするそうです。
(CV吉木りさって最高か…)
しゃべって、お会計もできて、ルーレットもできて…
となると、どこまで小型化と軽量化を時間内で実現するかが鍵ではないでしょうか。

 

Akashic Records

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アカシックレコーズは旅の思い出をホログラムとしてスマホに投影する和菓子を作成するそう。
ソフトウェア勝負か。スマホにホログラムを投影し、さらにそれが和菓子だなんて、
アイデアの発想力はさすが数々のハッカソンを経験していたアカシックレコーズ。

 

Beyond salon

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ストレス社会のこの世の中…ストレス解消を目的とした提灯型の製作物をつくるそうです。
ロームの脈派センサやグンゼさんのニット配線を使用するそう。

 

つくるラボ

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「銘菓っぷ」と称して、遊べる銘菓の入れ物(カップ)を作るようです。
確かにおみやげのお菓子がしゃべったらかわいいかも…と思ってしまいました。

 

ファブ女

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IoTバッグを作るようです。こちらもグンゼさんのニット配線にLEDをはんだし、
バッグの中を光らせるようです。
 

■さぁいざプロトタイピング!

プレゼンが終われば、プロトタイピングの開始です。
各チームの様子は…

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ドローンとバルーンを融合させた空伝灯をつくると発表したデンソー技術会。
何やら計量中のようです…何かを浮かすとなればやっぱり「軽量化」がこのチームの肝となりそうです。

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つくるラボの机では、ヤマハさんのDSPのチップが乗った評価ボードを発見!
マイクも搭載されおりどの角度から音が入ってきたか検出可能だそうです。
これでおみやげに声をかけた時の方向を検知するようです。

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ちなみにヤマハさんの評価ボードのアップ。
手にもっているボードにマイクが4つついており角度検出が可能だそう。

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もう一度しっかりコンセプトやできることできないことを話し合うチームも。
ヤフーチームもポストイットを使って長時間話し合っていました。

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こちらが協賛会社であるグンゼさんのニット配線。
ファブ女やデンソー技術会などが使用していました。
ニット構造なので、伸ばしたり巻いたりひねったりが自由自在で使い勝手バツグンのようです。

 

■ここでハッカソンのプロ集団に出会う。

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取材をしている途中、アドバイザーとして参加されていた3名に出会いました。
ただならぬハッカソンオーラを感じてお話を聞いてみたらハッカソンの経験多数有りとのこと。
せっかくなので、ハッカソンの勝ち方を伝授してもらいました。笑

 

■プロトタイプはまだまだ続く……

20時を過ぎても帰るチームは1組もなく、全員が製作を進めていました。
皆さん、本当にお疲れさまです!
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最終発表がある次の日までにどこまでプロトタイピングが進むのか、
さぁどんなものができあがったのか……

>後半はこちら!

Device Plus 編集部

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電子工作マニュアル Vol.4