NHK学生ロボコン2017 / ロボコン

準々決勝:NHK学生ロボコン2017

去年に引き続き、大田区総合体育館で開催されている「NHK学生ロボコン2017」。いよいよ決勝トーナメントに移る。

会場は満席。大学生が多いが小さな子供も目立つ。このアツい現場を見たロボコンキッズが、将来の大学生ロボコニストになるのかと思うと心強い。

決勝までのインターバルには、応援団長の哀川翔さんによるグイグイ系のピットレポートや、吉本実憂さんによる応援コメントが送られた。

会場のビジョンでは、NHK独自の画像解析カメラによる軌道分析で、予選第一位、京都工芸繊維大学マシンの精度の高さがピックアップされた。これは地上波放送でも紹介されると思われる。美しい軌道をぜひ確認してほしい。

予選出場校24チームのリーグ戦を勝ち残った、8チームによる決勝トーナメントが始まった。ここからは勝ち抜きのトーナメント戦だ。対戦相手との相性や自校マシンの消耗なども気になってくるところだろう。

第1試合

青:京都工芸繊維大学(予選1位)、赤:東京大学(予選8位)

テストラン、予選ともに芸術的なAPPARE!を決めている京都工芸繊維大学と、予選では意外(と勝手に思ってしまう)なまでの苦戦をみせた東京大学の対決だ。

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東京大学はチームの統率が取れている。お決まりとなったディスク選定がキビキビと行われる。京都工芸繊維大学は、いまのところ青ゾーンが続いている。運にも恵まれている、と言っていいのか。

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試合スタート! 両校は完全にAPPARE!狙いだ。あっという間にスポットが埋まっていく。東大が最後に自陣のスポットを制し、(おそらく数秒の差で)APPARE!を達成した。

結果:東京大学 APPARE!(1分11秒)、京都工芸繊維大学6点。ほんの数秒の差を東大が制した。

第2試合

青:大阪工業大学(予選4位)、赤:三重大学(予選5位)

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手前のスポット攻略に懸案がのこっていた大阪工業は、予選後の調整で合わせこんできたとのこと。APPARE!を狙う。三重大学は正確な射出で中央のスポットを集中して狙っている。対象的な作戦の戦いだ。三重大学は大阪工業大学の「手前スポット」の弱さをつく作戦か。

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ここまで全試合APPARE!で決着がついている決勝をポイントで勝ちに行くのか?と考えていると、しっかり苦手部分の克服を済ませた大阪工業が、精度の高い射出ですべてのスポットを制した。

結果:大阪工業大学 APPARE!達成(1分25秒)、三重大学6点。作戦選びが明暗を別けたように見える。

第3試合

青:金沢工業大学(予選6位)、赤:東京農工大学(予選3位)

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予選後に作戦を練り直したという金沢工業大学と、派手なモーションが印象に焼き付く東京農工大学。両者APPARE!達成校だ。農工大がボールを落としたスポットに、金沢工業大学はここぞとばかりに金沢工業大学がディスクを乗せ、APPARE!を狙う。農工大は正確なまとめ投げで追い上げる。

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金沢工業大学は農工大のディスクを落とすなど妨害作戦も進めるが、農工大がまとめ投げを連続で成功させて点数で追い詰めながら、見事にAPPARE!を決めた。

結果:東京農工大学APPARE!達成(1分31秒)、金沢工業大学2点。点数とAPPARE!狙いの同時進行で、農工大のパワーが際立った。

第4試合

青:東京工業大学(予選7位)、赤:豊橋技術科学大学(予選2位)

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ここまで3試合ともAPPARE!で決着がついている。第4試合も両校APPARE!狙いとのことだ。

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両者勢いのあるスタート。東工大が精度の高い射出で一つずつスポットを制している。決して派手なモーションではないが、気がつくと乗せているのがすごい。豊橋がまとめ投げで追い上げるが、東工大が先にAPPARE!を達成。プレス席の日下部くん(東工大OB)がごっついガッツポーズを見せてくれた。

結果:東工大 APPARE!達成(1分47秒)、豊橋技術科学大学7点

この後、いよいよベスト4の戦いへ。

出場ロボット解剖計画
Device Plus 編集部

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