ロボカップ2017 | 20年ぶりに発祥の地、名古屋で開催!

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© RoboCup2017

こんにちは。デバプラ編集部です。
毎年世界各地で開催されているロボカップの世界大会が、20年ぶりに発祥の地である日本・名古屋で開催されるとのことで、今回はロボカップのイベント概要をお届けします!

ロボカップとは

そもそも、ロボカップとはどんな趣旨で始まった大会なのでしょうか……? 公式サイトによりますと、以下の説明がされています。

RoboCupは、ロボット工学と人工知能の融合、発展のために自律移動ロボットによるサッカーを題材として日本の研究者らによって提唱されました。
西暦2050年「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」という夢に向かって人工知能やロボット工学などの研究を推進し、様々な分野の基礎技術として波及させることを目的としたランドマーク・プロジェクトです。
現在では、サッカーだけでなく、大規模災害へのロボットの応用としてレスキュー、次世代の技術の担い手を育てるジュニアなどが組織されています。

© RoboCup2017

© RoboCup 2017 Nagoya Japan

2050年…あと33年後には、世界チャンピオンチームとロボットとの夢の対決が実現するかもしれないと考えると、わくわくしますね! すでに囲碁の世界では、AI対トップ棋士の対局でAIが勝利するということが現実となっていますので、サッカーの世界でも自律型ロボットが人間を上回る…なんていう未来がくるかもしれません。 さて、ロボカップでは、実際にロボット同士がどのようにして競い合うのでしょうか。実は、一言にロボカップといっても、ロボットのサイズや形状によって様々なリーグに分かれており、それぞれの競技で、ルールやフィールドのサイズ、ロボットの台数が異なります。今回は、初心者でも楽しめるロボカップサッカーの小型リーグについて紹介します!

小型リーグ(Small Size League)

小型リーグの魅力としてあげられるのは、なんといっても“圧倒的なスピード” 、そして人間同様のフォーメーションなどの“戦術面”でしょう! 複数のロボットが瞬時に戦況を判断し、ゴールを奪い合う光景は、自然と惹きこまれます。とはいえ、ロボカップを見たことがないという方は、なかなか文字だけの説明では、イメージが湧きにくいと思います。そのような方のために、小型リーグの動画をご用意しました。百聞は一見しかず!是非、そのおもしろさに惹きこまれてください!

© CMDragons RoboCup

また、他リーグのサッカー競技も見てみたい!という方のために、ロボカップ2016年ベストゴールの動画をご用意。まるで人間のようなロボットの動きに、小型リーグとはまた違ったおもしろさを感じていただけるのではないかと思います。さらに動画では飽き足らないという方は、ぜひ会場へ足を運んで生の対戦をご覧になってくださいね!

© CNET

ロボカップ出場経験者による見どころ紹介!

チーム「Hibikino-Musashi」のメンバーとして、「ロボカップジャパンオープン2015 福井 (中型リーグ)」、「ロボカップジャパンオープン2016 愛知 (中型リーグ)」の出場経験をもつ、久野顕司さんにロボカップの見どころを紹介していただきました!

ロボカップのサッカーロボットは想像以上俊敏で、迫力があり、頭がいいです。
見た目は可愛いですが、高速で目まぐるしく動く小型リーグ、人が行う試合で使われるサッカーボールを用いるため、重厚感のある動きが見られる中型リーグやヒューマノイドリーグ(AdultSize)、コンピュータ上でゲーム戦略を競わせるシミュレーションリーグ等の様々なサッカーリーグがあります。まだまだ部分的ではありますが2050年に向けての技術の開発が進んでいることが感じられると思います。
サッカーロボットだけではなく、日常生活で働くサービスロボットを想定した@ホームリーグ、災害救助を目的としたレスキューリーグ、産業現場を題材としたインダストリアルリーグ、次世代の人材育成のためのジュニアリーグなど、どのリーグにも特色があり、見てて飽きません。
また、同時開催のAmazonロボティクスチャレンジも一見の価値があります。通販サイト大手のAmazon主催の大会ですが、産業用等のロボットによる倉庫作業がテーマの競技で非常に技術レベルが高く、日本のチームも多数出場するため注目度が高いです。
近隣の方だけではなく、ロボットに興味のある方は遠方からでも後悔しないと思います。ぜひ、世界最大規模の大会を実際に見に行きましょう。もしかすると新しい世界が見えるかもしれません。

本記事では、主に小型リーグを取り上げて紹介しましたが、大会ではその他にも心を駆り立てる競技がたくさん観戦できます! 現地でロボット同士の熱い戦いを観戦し、ロボット作りに情熱を注ぐ世界中のエンジニアの方々と交流してみてはいかがでしょうか。現地でしか味わえない、熱狂や感動があることでしょう!

開催概要

会場

名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地 名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目7番地 武田テバオーシャンアリーナ

スケジュール

メジャーリーグ・ジュニアリーグ
2017年7月27日(木)〜 30日(日)

入場料

チケットの種類 前売券 当日券
1日券 ¥1,000 ¥1,200
4日間通し券 ¥2,000 ¥2,400
団体券(20人以上) なし ¥1,000

■出典:ロボカップ 2017 公式サイト

Device Plus 編集部

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電子工作マニュアル Vol.3