展示会

ロームの最新デバイスを使ったアイデアコンテスト「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」直前! デバイス体験イベント@京都レポート

2016年7月24日(日)、ロームの最新デバイスを使用したアイデアコンテスト「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」のためのデバイス体験イベントが開催されました。場所は、ドロップイン型のクリエイティブラウンジ「MTRL KYOTO(マテリアル京都)」。デバプラ編集部も以前から気になっていた、クリエイターが集うものづくり発信基地です。

当日は、エンジニア、学生、研究者などを中心に、10代から50代まで40人近くの参加者が集まっていました。

最新のマイコン&センサをフリー体験


各テーブルには、4種類のキットが設置されており、自由に触れることもできました

今回、「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の対象となるキットは4種類。マイコンボード「Lazurite Sub-GHz」、センサ評価キット「Sensor Shield」と「Sensor Medal」、そして電池不要の無線技術「EnOcean」です。

最初に、実際に開発を手がけた、百田さん(ローム)・小西さん(ローム)・斎藤さん(ロームグループ ラピスセミコンダクタ)が、各キットの概要説明をされていました。

キットの特長の背景にある、開発者の思いが語られるシーンもありました。たとえば、Lazurite Sub-GHzの特長である「超低消費電力」と「遠距離でも使える920MHz帯の無線通信」は、「ユーザーが一生懸命考えたアイデアを、もっと簡単に実現化できて、さらに本当に使えるものにしたい」という思いから生まれたこだわりです。以前デバプラで紹介した「スタンドアローン水やりマシーン」がその一例です。

実物を目の前にして、開発者に質問ができるぜいたくな時間

フリー体験&エンジニア質問タイムでは、サンプル機の周りに参加者が集まり、開発者にさまざまな質問が投げかけられました。実際に触ってみると、作りたいもののイメージがわいてくるもの。使用シーンを想定したうえでの電力消費量やセンシングの種類・強度など、具体的な質問をする人が多かったようです。

フリー体験タイムではロームの開発担当エンジニアの周りに人だかりが!

キットの生みの親である開発者と直接コミュニケーションできるのは、国産メーカーによるイベントならではの醍醐味。開発者から「その情報の出力は何でしたいですか?」などと、ユーザーのニーズを拾い上げようとする逆質問が飛び出すシーンもありました。

開発者も参加したアイデアワークショップ

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時間内に作品アイデアを仕上げようとする参加者たち。会場に真剣にペンを走らせる音が響きました

プログラムの後半は、参加者一人ひとりが即興でアイデアを発表する「アイデアワークショップ」。ワークシートに各自の作品アイデアを書き込み、4人前後のグループで話し合いながらブラッシュアップしていきました。

ロームの開発者チームもアイデアワークショップに参戦(!)。ふたりから作品アイデアが発表されました

完成したアイデアシートは会場に掲示し、一人あたり3枚の投票シールを、選んだシートに貼って投票。生活を便利にするアイデア、公共空間を快適にするアイデア、面白グッズなど、「この短時間でよくぞここまで!」と感心するほど、多種多様なアイデアが並びました。

「ぬいぐるみ五輪体操」の作品アイデアを発表する参加者

上位に入賞したのは、これら3つのアイデアです。

  1. 自然界の色をセンサで読み取りデジタルに表現する「カラーセンサーペン」
  2. 脈拍センサでプレゼンを聞いている人の印象(心象)を測定する「プレゼンテーションIoT」
  3. ぬいぐるみを使った体操で難しい動きを相手と競い合う「ぬいぐるみ五輪体操」

入賞した参加者のひとりは、「デバイスの実物を見て、説明を聞くだけのつもりで参加したのに」と意外な高評価に驚いたよう。「グループディスカッションでのブラッシュアップがあったからこそ、アイデアをより完成度の高いものに仕上げることができた」とも話してくれました。もちろん、「コンテストにも挑戦の意志あり!」だとか。

この日生まれたアイデアを、コンテストへ!

イベントの締めくくりには、アイデアコンテスト ROHM OPEN HACK CHALLENGE の今後の展開について説明がありました。既に特設Webサイトからの応募が可能で、お盆明け8月21日まで、アイデアを受け付けているそうです。優秀作品は、10月上旬に幕張メッセで開催される 「CEATEC2016」への出品権利が得られるとの発表もありました!

応募作品を審査してくれる審査員の紹介もありました。IoTスタートアップ支援で知られるABBALab小笠原治さん、自身でプログラミングもできる女優・池澤あやかさん、「大人の科学」ふろく開発を長く担当していた小美濃芳喜さん、昨年ロームの”ORIZURU”を手がけた宗像俊龍さん。それぞれが、本コンテストに期待を寄せられています。

ものづくりの仲間ができる懇親会

懇親会では、ハコブキッチンさんが「Playful」と「基板」をテーマにアレンジした、やさしい味のフードが並びます

イベント終了後には「ものづくりの仲間をつくってほしい」というロームの想いから、立食形式の懇親会も準備されていました。グループディスカッションのメンバーを中心に、作品アイデアへの感想を伝え合ったり、お互いの普段の仕事や研究に関する情報交換が行われたり。和やかながらも、熱気さめやらぬ様子でした。rh0724_13

懇親会にて「〆切まで時間もあるし、ぜひいいアイデアを考えてコンテストにも応募したい」という声も

「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の応募期間は8月21日まで。つまり、夏休みをフルに使ってアイデアを磨くことも可能ということです! みなさんもぜひ、“大人の夏休みの宿題”として、本気のものづくりにチャレンジしてみませんか?

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