ロボコン

高専ロボコン2015全国大会 2回戦速報

1回戦に続いてすぐさま2回戦へ。

第1試合 長野高専 対 都城高専

長野高専 対 都城高専

長野は3本がけを狙えるうえ、2名のガンナーが相手陣、中央を同時に狙える。2本がけを成功して8点、しかしその後マシントラブルでタイムロス。復帰後、3本がけも成功させ18点! これは追いつけない。都城はVゴールしかないが、敵陣ポールが遠い。長野の勝利。

第2試合 旭川高専 対 秋田高専

旭川高専 対 秋田高専

秋田はリロードのための治具を用意しており、一瞬でフィールドに戻ることができる。シンプルだが考え抜かれた、という印象だ。しかし、マシントラブルか、スタートができない。その間、ふたりのガンナーがポイントを重ねる旭川。秋田は2分を過ぎても、十分な動作ができない。結果、旭川の勝利。7-1。秋田は地区大会ではうまく機能していたと記憶しているが……、無念。

第3試合 一関高専 対 産技高専・荒川

一関高専 対 産技高専・荒川

これは好カード。いずれもスピードVゴールを目指すロボット。3本 or 6本の輪を一度に放つタイプだ。会場の期待が盛り上がるのを感じる。1回目のチャレンジはいずれも不成功! 5-2で一関リード。2回目、荒川は決まらない。一関の2回目、7点。荒川の3回目で同点となり、残り1分。40秒。30秒。両者リロードから、荒川。かからない。一関、動けない。7-7、同点のままタイムアップ。審査員判定。結果は荒川が準々決勝に進出となった。

第4試合 奈良高専 対 福島高専

奈良高専 対 福島高専

奈良は得点獲得のための選択肢が多いようだ。複数のサイズの輪を使い分けることができる。初回のチャレンジで7本をかけ、続いて開始29秒、超ビッグリングでVゴール! 投網状態。福島に仕事をさせなかった。

第5試合 小山高専 対 明石高専

小山高専 対 明石高専

小山のマシンは、たたまれたブルーシートを広げる際のスピードで打ち出す、という独自の射出機構。通常サイズの輪に加え、大きな輪も用意している。小山は着実な進行。自陣側を終わらせ、ビッグリングで複数がけを狙う。明石輪っさん、小山に追いつき中央を狙う。その間に小山が2本がけを成功させ、8点。明石もディフェンスしつつの勝負。両者強い。13-8。小山リードだが、明石もあと1本。……そして、Vゴール。小山は終始ゲームをリードしながらも、明石のVゴールが決着をつけた。

第6試合 香川高専・高松 対 北九州高専

香川高専・高松 対 北九州高専

1回戦では両者Vゴールを決めている。北九州の出足が悪いが、すぐに追いつく。中央も難なく決め、敵陣の3本へ。高松もすぐに6本。7本、8本。1:15、高松がVゴール。北九州の大回転防御をかいくぐっての9本目だった。最強の盾を打ち破る、極めて美しい勝利。破れた北九州も、悔しいながらも、相手への尊敬が先にたったコメントが美しかった。

第7試合 和歌山高専 対 大分高専

和歌山高専 対 大分高専

両者、速い。大分、念願の中央多本がけを成功。しかし、和歌山が速射につぐ速射で、51秒。Vゴール。これは……速いだけではない。精度ももちろん。射出機構は、ローラーだろうが、おそらくプログラマブルなもので、回転速度を自由に調整できるようになっているに違いない。さらには装填数が36本ということで、死角がみあたらない。

2回戦結果

出場ロボット解剖計画
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