【第1試合】
赤:奈良高専 16
青:小山B高専 25
奈良、小山Bともに「圧倒的な強さ」としか言いようがない。安定の満点勝利を重ねている。ここからはチーム応援団の応援合戦も加わる。
スタート! 両自動機の奈良は本当に回収が速い。15秒ほどで洗濯物の回収を終えてしまった……が、リトライか? 小山はこまかく往復して順調に回収している。
竿へのアプローチが早いのは奈良、タオル2枚で8点を獲得する。小山が追い上げ、満点を獲得!
奈良も追い上げたが、自動機1台の様子が本調子ではないように見える。シーツかけが間に合わず満点を逃し、敗退となった。「Tシャツの回収でトラブルがあったのが想定外」とのことだった。しかし存分に魅せてくれた。お疲れ様でした!
【第2試合】
赤:産技高専品川 10
青:香川高専詫間 25
本調子とはいいがたく見える産技品川、応援団長はガラガラの声で「悔いの残らないように全力で戦ってください! 勝っても負けても君はぼくらの誇りです」とエール。ひたすら満点で勝ち進む詫間、応援団長は「仙台高専も応援に来てくれています、満点頑張ってください!」。仙台高専と詫間、どんな絆で結ばれているのか。
スタート! 産技品川、足回りで比べれば詫間の速さに負けていない。1枚ずつ確実に回収を進めている。しかし詫間が速い。装填こそ少し時間がかかるが、動き出せば凄まじい安定感だ。
試合開始1分すぎ、詫間の自動機が動く。産技品川も自動機が追う。ほぼ同時にシーツをかけた……が、産技品川は広がりきっていない!
詫間は2分20秒でまたしても満点! 産技品川は追い上げきれず、敗退となった。しかし、産技品川は詫間の勝利を拍手で讃えている。「足回りの速さを見せられて嬉しい、これからも精進したい」とのこと。こんなストイックなエンジニアがいるって、素晴らしいことだ。
残るは決勝、当然ながら無敗でここまで来た小山高専B、そしてワイルドカードながらパーフェクトゲームを演じてきた詫間。