コンピュータのCPUで直接解釈・実行できる一連の言語。数字の列で表現され、人間が簡単に理解できる形にはなっていない。マシン語を直接入力するプログラミングもできるが、通常、マシン語のプログラムを作成する場合はマシン語の命令と一対一に対応したアセンブリ言語(ニーモニック)を使う。これは意味を類推しやすいアルファベットの並びになっている。より機械が解釈しやすいプログラミング言語を低水準、人間が解釈しやすい言語ほど高水準と呼ばれる。
マシン語はもっとも低水準の言語だが、コンピュータのあらゆる機能を利用でき、実行速度も向上させやすいため、ハードウェアを制御するデバイスドライバ、OSの基盤などの開発に適している。一方でマシン語は複雑、大規模なプログラム開発には向かないため、アプリケーションソフトの多くは高水準言語によって開発され、コンパイラやインタプリタなどを使ってコンピュータが自動的にマシン語に変換して実行するようになっている。
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