現地時間9時過ぎ。オープニングセレモニーが開始。インドネシアの民族音楽・民族舞踊とヒップホップの融合。美しい。観客はすでにハイテンション。インドネシアのロボコン人気がうかがえる。
インドネシア儀仗兵のラッパを先頭に、チーム入場。インド大会よりはコンパクトな会場で、熱気が凝縮されている印象。セレモニーの合間が少し空くと、観客席からインドネシアコールが起こる。負けじとマレーシアのグループもコールを起こすが、さらにそれをかき消すように、地元インドネシアの大きなコール。
開会の辞、来賓挨拶等が行われ、そして(おそらく地元の人気バドミントン選手の)始球式の後、いよいよ試合開始。
リーグ戦ファーストラウンド。
第1試合はAグループ・マレーシアvsスリランカ。マレーシアは既報の通りカメラをコート左右に設置し、コート長辺のみを自動制御している。スリランカのサーブから。マレーシア返せず。しかし、大会初レシーブを決めたのは、マレーシア。会場から賞賛の拍手。その後もレシーブを決め、5-2でマレーシア勝利。
第2試合はBグループ・インドネシア①バンドンvsロシア。ひときわ大きいインドネシアコール。インドネシアのサーブが確実。ロシアも負けじと好サーブ。一進一退。最後はインドネシアがレシーブを決め、突き放した。5-3でインドネシア・バンドンの勝利。
第3試合はCグループ。ベトナムvsエジプト。ラクホン大学を破った代表チームの実力は?
ベトナムのサーブが、速い。高い位置からで、かなりレシーブ難易度は高い。さらにはレシーブも決め、完成度は高い。5-1でベトナムが勝利。優勝候補の一角か?
第4試合はDグループ。カメラとPCを収めた巨大なブラックスボックスとともに登場したのは、もちろん中国。イランと対戦。ファーストサーブは中国……、しかし、サーブのカウントダウン中にタイムアウト。まさかのサーブを打てず。そしてその後のシステム全体が起動せず! その後復旧したに見えたが、しかし完璧な状態ではない模様。レシーブをするが、アウト。結果、0-5。イランの勝利!
第5試合はEグループ。タイvsインドネシア②バタムポリテクニック。バタムはオレンジ色のタンクが目印。やはり大きな歓声。インドネシアの高い打点のサーブは脅威。しかし、ギリギリ、入らない。タイは着実にポイントを重ね、5-0。タイも上位争いに食い込むか。
第6試合。Fグループ。香港vsパキスタン。大柄な香港ロボ、パキスタンはコンパクト。香港の1機は有線コントロール。香港のサーブはきわどい場所に。パキスタン、ラケットを振らず。イン。その後も香港は確実にポイントを重ねる。5-0で香港勝利。
第7試合はFグループのもう1試合。韓国vsフィジー。韓国は大柄な機体。上下に多ラケット。フィジーはサーブを決められず。フィジーのレシーブ機は、機体上部のテーブルが回転する。韓国は着実にポイントを重ねる。5-1。韓国の勝利。