準決勝前に、再度ラップのステージパフォーマンス。やはりガムラン・アレンジ。ビートにこの音階が乗ると、不思議と幸せなムードが漂う。
しかし、会場は校名を告げるアナウンスで、一気に競技のムードに引き戻される。
準決勝第1試合は、ベトナムvsインドネシア①バンドン。
いずれも早々に決勝進出を決めており、心理的には落ち着いて決勝に臨みやすいかもしれない。
やはりベトナムの高速サーブ攻略は至難。さらにはラバー&多ラケット機構でかなりのレシーブ率。これは……、昨日は「枯れた技術」などと書いてしまったが、実はある種の「イノベーション」なのかもしれない。
ベトナムは高速サーブだけでなく山なりサーブを試みる余裕を見せ、完勝。5-1。昼食時の余裕はホンモノだった。
準決勝第2試合は香港vsタイ。
タイの機体の「入場」は、まるで高校球児のダッシュのよう。ダッシュして定位置に着く。
香港のサーブで試合開始。タイ、シャトルを捉えはしたが、ネット。タイのサーブを香港がレシーブ。タイ、返せず。しかし、次の香港のサーブを見事にレシーブし、タイも底力を見せる。2-1。そしてラリー! 5球目で終わってしまったが、会場は大いに沸いた。
その後もお互いに引かない展開。3-3から、香港がサーブで得点。さらに香港はきわどいコースにサーブレシーブを決め、香港勝利! 5-3。
決勝は香港vsベトナムに。