決勝直前! ロボマスター2018 @深セン現地レポート
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ロボマスターレポートのために深センに向かった編集部。実は、「世界最強の電気街」華強北(ファーチャンペイ)にも、ほんの少しだけ立ち寄ることができた。
デバプラ読者にとって、ファーチャンペイと言えば、一度は聞いたことがある場所だろう。「中国のテクノロジーの中心地」とも、「電気街だったかつての秋葉原を30倍ぐらいにしたようなところ」とも言われている。秋葉原ラジオ会館のような、電子・電機部品だったりPCだったりスマホ・タブレットだったり、各種電機製品だったり……、そしてそれらの「怪しげな製品」も含めて、とにかくあらゆるエレクトロニクス関連製品を扱う店だけが集まったビルが、見渡す限り延々と続く街だ。ちなみに、ロボマスターの会場からは、タクシーで30分ほど。
このファーチャンペイに関しては、すでに多くのメディアがレポートしている通り。「ファーチャンペイ」と検索すれば、いくらでも出てくる。よって、本記事では、その雰囲気をお伝えするとともに、深セン・ファーチャンペイで見つけた「???!!!」を集めてみた。
↑一番目立つ場所にある、「塞格電子市場」。この中身すべてが、電子部品やエレクトロニクス製品の店。こういった建物が、視界の限り続く。
↑その店内のひとコマ。日曜の午前中というタイミングだったためか、しまっている店も多く、客もまばら。インド系、中東系に見える人がチラホラいたのが印象に残った。
↑ファーチャンペイと言えば、最先端のデジタルガジェットのショーケースであることも有名だ。かつてそれは、スマートフォンでありタブレットであり、セグウェイのようなモビリティであったり、近年ではドローンだったりVRゴーグルだったりスマートウォッチだったりした。今でもそうしたものを扱う店はあるのだが、明らかに減っている。代わりに増えたのは、ビットコインの「マイニング」のための店。ビルの中にあるのはもちろんだが、ビルの1階、多くの人が行き交う歩道に面した場所、AppleやHUAWEIのショップのすぐ横の一等地にも、マイニング用のGPUユニット等を扱う店が並んでいた。
↑わりと簡単に買えてしまう「合格証」。ハンコが押してあるようにも見えるが、おそらく記者の理解が足りないのだと思う。
↑得体の知れないスマートフォン、タブレットの類いはいくらでもある。この類の専門ビルもあるらしい。
↑ドローンショップで見かけた中国の「トイドローン」。左下の箱が、日本のいわゆるトイドローンのサイズ。でかい。安い。499元=8,000円程度。
↑迷路のようなビル内を彷徨う編集部の目の前に、突如現れたオアシス。……既視感と一瞬の安心感の後、若干の不安感を巻き起こす演出。
↑プリンタの要塞。人がいるのがおわかりいただけるだろうか。一回りしても、どこから入るのかわからなかった。こうした中古品の店や修理店もちらほら。日本のスマホ修理店で見る、前面ガラスパネルなども激安で売られている。
↑こちらも要塞系。マウスパッドだけの店。こうした、ごく限られた商品の専門店も多い。要塞系の店も多い。
↑鎮座。開店中。赤い服の人は普通に客。中国の文化を鑑みるに、この子はおそらく「縁起物」なのかもしれない。
↑ON/ONスイッチ。小ネタ。
……などと、少しネタっぽく書いてしまったが、確かにこの場所にくれば、なんでもある、なんでも作れると思えるだけの取り扱い製品の種類・物量を備えた場所だった。「ファーチャンペイはもはや最先端ではない」という意見もあるようだが、電子工作やものづくり、ガジェット類が好きなデバプラ読者にとっては、楽しい場所に違いない。深セン旅行もいいし、香港旅行のついでに、といったプランでも、間違いなくおすすめできる場所だ。
今回の連載の流れ
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