ロボコン / 高専ロボコン2019

間もなく開催、高専ロボコン2019!テーマは「らん♪RUN Laundry」だー!(何て?)

2019年11月24日、高専ロボコンが開催される。人とロボットの協働をテーマにした本年のバトルがどのようなものになるのか? デバプラ編集部も今からランランだ!

速報は23日(土)のテストランの模様をデバプラのTwitterとFacebookからお届けする。

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高専ロボコン2019、テーマは「らん♪RUN Laundry」

一昨年の「大江戸ロボット忍法帳」、昨年の「Bottle-Flip Cafe」など、近年の高専ロボコンは、どこかしら競技の「かっこよさ」が引き立つテーマが多かったように思う。今年のテーマタイトルを二度見したのは、記者だけではないだろう。

今回のロボットは「くしゃっと置かれた洗濯物を回収して、竿に干す」という動作を競い合う。テーマタイトルのゆるふわ感とは裏腹に、薄く広く、やわらかいものを安全に取り扱うロボットに求められる機能はとても高度だ。

また、今回は「早さ」ではなく「美しさ」を競うため、得点条件以外のルールはかなり開放的で、人とロボット、ロボットとロボットがどのように協力しあうかは、各チームのアイデアに任されている。高専ロボコンならではの対決が見られそうだ。

ルールは以下の通り。勝利条件にVゴールは無く、2分30秒の競技時間を目一杯使ったパフォーマンスができる。

基本ルール

フィールドは赤ゾーンと青ゾーンに別れている。チームは1機(手動、自動問わない)、もしくは2機(どちらか1機は自動)のロボットを開発できる。相手フィールドへの侵入や干渉による妨害は禁止だ。

所定の場所に置かれた3種類の洗濯物をロボットが回収し、3本の高さの違う物干し竿に干す。竿にはカラーリングされた「得点エリア」があり、エリアごとに得点が発生する。

競技の流れは、下記の動画で1試合を見ていただくと分かりやすいだろう。
※動画は試合開始直前から始まります。

Step1.洗濯物の回収

フィールドには、3箇所に3種類の洗濯物が置かれる。洗濯物は素材やメーカーに指定があるが、それを守れば色やデザインは自由に決められる。ハンガーや洗濯ばさみは、市販のものを使用しても、独自のものを製作しても良い。

・Tシャツ……スタートゾーンから最も近い位置に、チームごとに仕切って、予選では最大6枚、決勝では最大8枚がひとまとめの山盛りにされる。

・シーツ……Tシャツエリアの隣に、チームごとに仕切って、1枚の大きなシーツが置かれる。置き方はチームが決められる。

・バスタオル……シーツエリアの奥、仕切りのない共通スペースの中央に、赤チーム・青チームのバスタオルが混在して置かれる。チームは自軍のタオルのみを回収しなければならないが、置き方は大会側がランダムで決める。使用数は予選で3枚、決勝では4枚。

Step2.干せる形に持ち直す

ロボットが回収した洗濯物を、各チームの用意した「洗濯かご」に入れた場合に限り、チームメンバーは「スタートゾーン2」にいるロボットに対して手助けができる(Tシャツをハンガーにかける、タオルやシーツをたたんでロボットに装填するなど)。

Step3.洗濯物を干す(得点)

3本の高さの違う物干し竿に、洗濯物を干す。得点エリアへの加点条件を満たしたら得点が加算される。

・Tシャツ……ハンガーにかけた状態で干せば、1エリアにつき1点。複数枚のTシャツが1つのエリアに干された場合、1点となる。

・バスタオル……得点エリア1つを覆った状態で干せば、2点。1枚で得点エリア2つを覆った場合は、4点。得点エリアが覆いきれていない場合や、洗濯物どうしが重なり合っている場合は加点されない。

・シーツ……得点エリア1つを覆うごとに3点。竿全体に美しく干すとすべてのエリアが覆われるため、シーツ1枚で最大9点が加点される。

競技中のVゴール勝利は無く、競技時間が終わった時点での獲得点数で競う。同点の場合は審査員判定により、「干された洗濯物にシワやヨレがない、位置バランスが整っている」など、より全体的に美しいほうのチームが勝利となる。

また、予選と決勝では、竿の得点条件が変わる。

予選時の得点ルール

得点エリアは各竿に3か所。シーツは最も高い位置の竿にだけ干せる。Tシャツとバスタオルは、どの竿に干しても良い。

最大の獲得点数はそれぞれシーツ9点、バスタオル6点、Tシャツ3点。18点で満点となる。

決勝時の得点ルール

得点エリアは各竿で異なり、竿ごとに洗濯物が指定される。

・Tシャツ……最も低い「8か所エリア」の竿にだけ干せる。得点エリアにハンガーがかかるごとに1点。

・バスタオル……中央の「4か所エリア」の竿にだけ干せる。得点エリア1つを覆うごとに2点。

・シーツ……最も高い「3か所エリア」の竿にだけ干せる。得点エリア1つを覆うごとに3点。

最大の獲得点数は、それぞれシーツ9点、バスタオル8点、Tシャツ8点。25点で満点となる。

ロボットが人を模すべきか、人がロボットに合わせるべきか?

昨年は大きなトピックスに思えた「ペットボトル非推奨、エアタンク推奨」と「自動機開発」の流れは、もはや当たり前の扱いになっている。

※動画は試合開始直前から始まります。

上記の地区大会動画を見て頂くと分かると思うが、多くの読者が人とロボットの多種多様な関わりかたに驚くに違いない。「ロボットが人の仕事を奪う」といった対立論では収まらない、人とロボットの共存という課題に対しての、ひとつのアンサーになるのではないかと期待している。

基礎的な開発力の強さはもちろんだが、美しさや遊び心を見せてくれるチームも多く、全国大会が楽しみだ。

そんな全国大会の直前スペシャル番組が下記の時間に放送予定となっている。
こちらを見て気持ちを盛り上げてから11月24日に臨んでみても良いのではないだろうか。

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さて、高専ロボコン全国大会の開催概要は以下となっている。当日は洗濯を済ませてから観戦に行こう!

高専ロボコン2019開催概要

開催日:2019年11月24日
場所:両国国技館
公式サイト:http://www.official-robocon.com/kosen/

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また、大会の様子はNHKにて下記の時間に放送も予定されている。放送を見ながらTwitter等で盛り上がるのも良いのではないだろうか!?

高専ロボコン2019全国大会放送予定

放送日時:11月24日(日) 19時00分~21時00分 (予定)
放送局:NHK BS4K・全国放送

出場校一覧

旭川工業高等専門学校B:乱雅
苫小牧工業高等専門学校A:トマイオマイ
福島工業高等専門学校A:干しに願いを
一関工業高等専門学校A:らび!らん
仙台高等専門学校広瀬キャンパスA:北風と太陽
小山工業高等専門学校A:おやまちロケット
小山工業高等専門学校B:ホシ鳥夫婦
長野工業高等専門学校A:森のイテェやつら
東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスB:クマノミランドリー
茨城工業高等専門学校A:洗風日和
岐阜工業高等専門学校B:Lambdry
豊田工業高等専門学校B:地産地笑
鈴鹿工業高等専門学校A:物ほっしー☆
福井工業高等専門学校B:Super Silvers
奈良工業高等専門学校A:飛鳥
大阪府立大学工業高等専門学校A:OSAKA OBASAN
明石工業高等専門学校A:明石『超』乾燥
呉工業高等専門学校B:蝸牛
徳山工業高等専門学校B:ファラ男
米子工業高等専門学校B:彦名らんどりー
香川高等専門学校詫間キャンパスB:again
香川高等専門学校高松キャンパスA:澪
熊本工業専門学校八代キャンパスB:洗匠
都城工業高等専門学校A:ハッとトリック!ポッポちゃん!
大分工業高等専門学校A:令和さるかに合戦
佐世保工業高等専門学校B:ふぁんFUNファンドリー

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