ロボコン

速報:高専ロボコン2014 二回戦まとめ

本命が登場!

二回戦からは、シードの関係で、地区大会の優勝校が初戦を迎える。
行末は獲得した点数。同点の場合は審査員による判定。

第一試合

○ 熊本高等専門学校(八代) 48
× 和歌山工業高等専門学校A 44

第一試合は強豪対決。両チームとも着実な試合運びを見せ、結果は48対40。熊本の勝利。過去三度、二位に甘んじていた和歌山。今回はくじ運が悪かったか……。まれに見るハイスコア戦だった。

熊本高等専門学校(八代) 和歌山工業高等専門学校

 

第二試合

○ 小山工業高等専門学校B 23
× 高知工業高等専門学校A 18

第二試合、高知が速い。40秒台で一回目の9枚を運ぶ。強豪の小山は、23枚を運んでいる。高知の枚数では、3回が必要だったが……、届かず。小山の勝利。

小山工業高等専門学校 高知工業高等専門学校

 

第三試合

○ 神戸市立工業高等専門学校A 22
× 都立産業技術高等専門学校(品川)A 18

第三試合。都立産業技術は角材エリアをナナメに進むことができる。坂道へのエントリーの位置調整の時間が省け、タイム短縮につながる。その結果、2回目のお届けを成功。18点。しかし神戸は、スローながらも22枚を運びきり、勝利。

神戸市立工業高等専門学校 産業技術高等専門学校(品川)

 

第四試合

× 津山工業高等専門学校B 0
○ 大島商船高等専門学校A 0

第四試合、地区優勝校の津山がまさかのスコアレス。そして、初戦も0ポイントだった大島が、その木製マシンの魅力にものを言わせ、判定勝ちになった。

津山工業高等専門学校 大島商船高等専門学校

 

第五試合

○ 旭川工業高等専門学校A 10
× 鈴鹿工業高等専門学校A 0

第五試合、自動制御にこだわった鈴鹿が再登場。旭川に敗れたものの、終了後のインタビューではマイクを自ら手にし、熱いマイクパフォーマンスを見せた。正直に言えば自動制御を捨てたくなったこともあったが、あくまで貫き通し、そして全国大会までこれたことを誇りに思う、とのことだった。

旭川工業高等専門学校 鈴鹿工業高等専門学校

 

第六試合

○ 岐阜工業高等専門学校B 0
× 鶴岡工業高等専門学校B 0

第六試合では、岐阜の角材対策で会場が沸いた。角材の上に乗った後、車輪や無限軌道ではなく、なんとファンの風力で進むというアイデア。これには、大学ロボコンでファンを使ってブランコをクリアした名工大メンバーも唸ったとのこと。もちろんただのネタではなく、機体に揺動をあたえないという目的あってのことだ。

岐阜工業高等専門学校 鶴岡工業高等専門学校

 

第七試合

○ 香川高等専門学校(詫間)B 25
× 仙台高等専門学校(広瀬)A 0

第七試合は、犬vsオオカミ。香川の「運び屋 犬ちゃん」と仙台「Uni☆Verse」の戦い。香川はせいろ保持にレールをうまく使い、角材、坂ともに安定していた(これは上位チームが多く採用した保持方法だった)。仙台はファンの風力でせいろを支えるが、及ばず。25点をあげた香川に軍配が上がった。

香川高等専門学校(詫間) 仙台高等専門学校(広瀬)

 

第八試合

× 苫小牧工業高等専門学校B 3
○ 福島工業高等専門学校A 15

第八試合、2回戦最後の試合。福島はどのセクションもスムーズ。ミスはあったものの、難なく勝ちきった。一方苫小牧は、せいろ(ロボ)がせいろを運ぶシュールな絵を見せてくれた。きちんとそばつゆもあった(ネギも!)。その心配りに、記者は惚れた。

苫小牧工業高等専門学校 福島工業高等専門学校

 トーナメント表

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