Arduinoからオンライン上でソフトウェア開発が可能となる『Arduino Create』がついに正式リリース

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今年4月に開催されたArduino Day Festivitiesで発表され、これまでベータ版として公開されていたArduino Createがついに2016年8月18日に正式リリースされました。Arduino Createはオンライン上で提供されるArduinoのオールインワンの開発プラットフォームで、ユーザー登録をするとプラットフォーム上からコードを書き、それを共有することが可能になります。

以下はArduino Createで現在公開されているサービスです。

Arduino Web Editor

Arduinoライブラリが利用可能なオンラインエディターです。

  • Arduinoへのコードの記述やインポート
  • スケッチのアップロード・共有
  • Arduinoライブラリの利用
  • クラウドによるサービスへの接続

Arduino Project Hub

Arduinoは、そのコミュニティの規模の大きさ、共有されるコード・情報料の多さが魅力ですが、このArduino Project Hubでは多くのプロジェクトが公開されており、hackstar.ioの提供によるチュートリアル・プラットフォームも用意されています。

Arduino Cloud

Arduino Cloudを利用することで、ユーザーはインターネットを通してプロジェクトをクラウドから管理できるようになります。また、ユーザーに安全な開発環境を提供をするためにAmazonのクラウドコンピューティングサービスを利用しています。

  • Arduinoを直接インターネットに接続可能
  • MQTTによるArduino同士の相互通信
  • AWS IoT及びAWS Lambdaの採用

以上が、Arduino Createで現在正式にリリースされているサービスで、他にもブラウザプラグインのインストール方法やArduino Cloudのセットアップ方法のガイドも用意されています。

ますます進化を遂げていくArduinoですが、このArduino Createの正式リリースはエンジニア魂が揺さぶられるのではないでしょうか。世界中のユーザーが開発したプロジェクトが共有されている様子を見ることができるのはワクワクします!デバプラでも近々、記事でご紹介する予定ですので、お楽しみに!!

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