いよいよ明日に迫ったABUロボコン2015・インドネシア大会。
デバプラでは現地ジョグジャカルタから、できる限りリアルタイムに近いレポートをお届けする。ストリーミングでは捉えきれない、リアルなABUロボコンをお伝えするつもりだ。
果たして、日本代表・早稲田大学は?
「ヤバイ」との噂の中国代表の実力は?
そして、自動機or手動機の決着は?
(ほぼ)リアルタイムTwitter:https://twitter.com/device_plus
競技内容、日本大会の模様など:https://deviceplus.jp/events/nhk-robocon2015-review/
舞台・インドネシア ジョグジャカルタ
インドネシア・ジャカルタまでは、日本から約7時間。ジョグジャカルタは、ジャカルタからさらに飛行機で南東に向かい、1時間弱。ジャワ島中央部に位置する古都であり、ガムラン音楽や影絵芝居などの独自の文化を感じられる観光地でもある。いかにも東南アジア的な雑然とした街の佇まいもありつつ、近くにはふたつの世界遺産、ボロブドゥール寺院遺跡群とプランバナン寺院群があり、東南アジアの歴史と文化を垣間見ることができる街だ。
一方でジョグジャカルタは、大学が集まる学術教育都市でもある。会場はその中のひとつ。ABUロボコンのインドネシア上陸の初の舞台は、ここムハマディア大学となった。
気温は30度を超えるものの、8月は乾期にあたり過ごしやすい。食べ物もそれほど強烈なものは少なく、おそらく各国チームも快適に過ごせているだろう。
日本・早稲田チームは勝負モード
すでにお伝えした通り、日本大会では初出場の早稲田大学が優勝。チームのメンバーは、疲れの色を見せず、元気な表情を見せてくれた。
リーダーの三宅さんは、かなりの「勝負モード」に入っているように見えた。キビキビとメンバーに指示を出して、準備を進めていた。花尻さん島さんは、先日のインタビューの時と同じく、落ち着いた様子。ロボットが300グラムほど重量オーバーだったようだが、冷静に対応していた(ロボットの重量制限の規定が国内と違い、ラケットの重量も含んでの計量だったとのこと)。
また、花尻さんに中国のテストランの模様を生で見た感想を聞くと、「対策・秘策がある……」とそっと教えてくれた。
この後も引き続き記事を追加していく。国内大会の様子を振り返りながら、お待ちいただきたい。