ロボコン

予選リーグ② 速報:NHKロボコン2016

第9試合:工学院×三重

三重のエコロボットは長いアームが目を引く。センサ用だろう。いわゆるライントレースではなく、より高い自由度を求めた結果と想像する。これがうまく機能し、ポールまで順調に進行。そしてその後もミス無く進め、46秒でChai-Yo。もし自動機に何かあれば、勝てるレベル。工学院は重量級ハイブリッドロボをポールに登らせる。プロペラの設置にてまどり……、Chai-Yoならず。が、タイムアップ後に設置が完了し、「惜しかった!」の拍手。

第10試合:長崎×北見

北見はエコロボット、ハイブリッドロボット共にすっきりとしたマシン。自虐なNG週自己紹介で会場を和ませる。実戦でもなかなかスムーズにいかないが……、対する長崎もRiverを越えるのに時間がかかる。結果、両校ともChai-Yoならず。得点で長崎の勝利、ということになる。

第11試合:千葉×東京農工大

東京農工は、「円盤」マシン。フライホイールを電磁気力で高速回転させる、あまりにもユニークな仕様だ。問題はリトライに時間がかかる(フライホイールを回し直し)ことだが、果たして。フライホイール、1回目で成功! しかしプロペラ設置がうまくいかず。登るときに、機体がねじれてしまうようだ。その間千葉もRiverセクションで難航。結果、どちらもChai-YOならず。農工大の得点勝利。

第12試合:九州職能×信州大学


信州大学の自己申告ベストタイムは1分半。そのスピードであれば、全自動機にひと泡吹かせることも可能だが、果たして。スタート。九州職能、無難な進行。信州はRiverセクション前でスタック。しかし九州もポール周りでリトライがかかり、マシンの調整に入る。ほぼ同時にポールへ。Chai-Yoにたどり着いたのは……、九州職能。2:00。その後も信州はプロペラ設置を試みるが、ならず。

第13試合:静岡理工科大学×横浜国立大学

横国の「お花風車」はカワイイが、ハイブリッドロボットはいかつい。XYテーブルを搭載し、ファン位置の調整を行うという。スタート後、両者Riverセクションまでたどり着けない。2分を過ぎ、横国がポールまでたどり着く。残り45秒、セッティングゾーンへ。しかし、そこから出られず、両者Chai-Yoならず。横国は最も操縦が難しいマシンとの噂。

第14試合:京都工芸×熊本

熊本の送風は「ブロア」式。ファンはダクトの根本にあるようだ。そのブロアの挙動は……、生物的。後ろから見ると、銀色のヘビが鎌首をもたげているよう。River前の直角ターンで落車。その間京都はスタートエリアから動けない。しかし先にポールまでたどり着いたのは、逆転した京都工芸。京都はリスタートの度にスタートエリアまでもどらないといけないようだ。最終的に、どちらもChai-Yoならず、得点で京都工芸の勝利。

第15試合:九州大学×大阪大学

大阪大学のエコロボットの帆には、校章。九州の帆にはメル○デス……ではなく発電タービンのプロペラマーク。大阪がどうかわからないが、九州のものはいわゆるファンの的となるマーカーだ。九州、ダウンスロープの一歩手前で、進まない。ほどなくポールまでたどり着き、尺取り虫式登りへ。そして……Chai-Yo! 1:50。大阪ロボハン、Riverセクションを超えられず。無念。

第16試合:大阪工業×東京工科

東京工科には、豊橋の黄金時代を築いたメンバーが、指導教官として加わっているという噂も耳にしたが。エコロボットに乗せた取り付けるためのプロペラが、推進のための風車と一緒に回るのがカワイイ。序盤、どちらもスムーズにいかない。抜け出したのは大工大。ポールから、セッティングエリアその2へ。そしてポールで「変身」、大きな拍手を受けながら、1:47でChai-Yo。その魅力を見せつけた。東京工科はRiverをクリアできない。風車がまわりきらない。……「行ってくれ!」とじれったい。そのままタイムアップ。

予選リーグ③ 速報へ続く

高専ロボコン2018解剖計画
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