決勝トーナメント準決勝。ベスト4。
進出チームは下記の通り。
金沢
豊橋
九州
東京
いわゆる強豪校が勝ち残った、と言っていいのではないか。非全自動チームからは、九州が残った。
準決勝第1試合:金沢×豊橋
自動機、そしてクリーンChai-Yoができるチームが当たる。瞬き厳禁。金沢応援団は、今の場所は「通過点」とのこと。世界を目指す、ということだ。アツい。
スタート、目が離せない。若干リードしたのは金沢。しかしポール到達はほぼ同時。プロペラ受け渡しで両者リトライ! そして復帰も手間取る。
速くポールを登ったのは……、豊橋、Chai-Yo!
53秒。金沢、今大会の最速タイムを出しながらの敗退。悔しさがあらわに。この瞬間、さまざま意味で、Twitterのタイムラインが加速した。
準決勝第2試合:九州×東京
九州、東京大学に阻まれてきたこれまでの思いを、応援団インタビューで吐露。
東大の応援団インタビューは、組織力を感じさせる動員数。声援も大きい。
スタート。
そして……、東大、17秒Chai-Yo! 九州は登りスロープの途中だった。東大の壁は厚かった。
しかし、敗者インタビューでは悔しさを表に出さず、学びの機会であったこと、思わぬ準決勝進出であったことなど、前向きな、そして気負いの無い姿を見せてくれた。応援団がアツく、フィールドメンバーはクール。ある意味、理想的な精神状態なのではないか。