ロボコン

【速報】準々決勝:NHK学生ロボコン2018

東京大学vs北見工業大学

東京大学vs北見工業大学

東京大学を「異常な速さ」と称するこじるりさんの言葉に頷いた観客も多かっただろう。優勝に最も近いチームと対戦するのは、北海道から唯一の出場となる北見工業大学。
ここまで一点の曇りもなかった東大の動きに変化が。すべてストレートでロンバイを決めてきた東大だったが、ゴールデンリングへの1投目、飛距離が少し足りない。2投目、ロンバイ成功し勝利を収める。タイムは20秒。試合終了後のこじるりさんのインタビューに、東大チームは「次までに調整してみます」と答えた。

名古屋工業大学vs三重大学

名古屋工業大学vs三重大学

好成績を残してきた両チームの激戦が繰り広げられた。スタート後の動き出しはほぼ同時。TZ1からの1投目、シャトルコックが同時に宙を舞ったのが印象的だった。次の瞬間、三重大が一歩抜きん出る。継続的に受け渡しを行える三重大の機構が功を奏し、間髪入れずにTZ2からの投てきを成功。数秒遅れて名古屋もTZ2へのスローイングを決めるが、三重が早かった。ノーミスでロンバイを成功し、24秒というタイムで勝利を収める。観客も終始手に汗握る展開だった。
敗退した名工チーム、片付けを率先して手伝う水野先生の姿が印象的だった。Twitterでは、「最も経験豊富な、7番目のメンバー」という愛がこもった言及もあった。記者には刺さる言葉。

東京工業大学vs九州大学

東京工業大学vs九州大学

さあ注目カードだ。昨年優勝チームながら、2戦目で修正を強いられた東工大と、優勝に向けて、今年度着々と駒を前に進める九大。強豪同士が激突した。勝敗を分けたのは東工大のロンバイへの挑戦。ここで成功すれば東工大の勝利が決まる一投だったものの、リングに接触しロンバイならず。その隙を狙って、九大がすかさずロンバイへ挑む。勢いよく飛び出したゴールデンシャトルコックは、カップに勢いよく着地。落ちてしまうかと思いきやカップのフチで静止。26秒。九大が前回王者を下した瞬間だった。

豊橋技術科学大学vs信州大学

豊橋技術科学大学vs信州大学

「ロボット通ります!」と、どのチームよりも活気に溢れる豊橋と、下手投げで丁寧に点数を稼ぐ信州大の対決だ。
豊橋のセッティングタイムのきびきびとした動作、残り秒数のカウントダウンなど、こうした細かい気遣いも、豊橋の強さの一部を為している。
開始直後、豊橋は確実で無駄のない動きで次々とリングへの投てきを成功させる。ロンバイへのトライで放った2つのゴールデンシャトルコックは、両方とも危なげなくカップに着地した。開始後21秒の出来事だった。信州の可愛らしいりんごのシャトルコックもここで見納め。気合い十分の豊橋が駒を進める。

準決勝進出チームは下記の通り。

  • 東京大学
  • 三重大学
  • 九州大学
  • 豊橋技術科学大学

 

高専ロボコン2019出場ロボット解剖計画
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