中国の通信機器メーカー「Xiaomi(シャオミ)」が、2016年5月25日に4Kでのビデオ撮影対応カメラを搭載したドローンを発表しました。Xiaomiといえば、高いスペックでありながら、圧倒的な低価格を実現するというコストパフォーマンスを武器にスマホ、ウェアラブル市場で大きく力を付けてきている企業です。今回は初の「ドローン」発表ということで大きな話題となっています。
今回発表した「Mi Drone」は、4K解像度カメラ搭載モデルと、フルHD対応カメラ搭載モデルの2つです。価格は4K対応モデルは日本円で約5万円、1080pのHD対応モデルは日本円で約4万2000円と、かなりお手頃な価格になっています!
シャオミ Mi Droneスペック詳細
- 4K対応カメラ:1240万画素(ソニー製センサー搭載)
- フルHD対応カメラ:1600万画素(ソニー製センサー搭載)
- 通信範囲:3キロメートル(PCBアンテナ搭載)
- バッテリー容量:5100mAh
- 連続飛行時間:27分
6枚のレンズによる、フルHD(1920×1080)の60fpsムービー撮影や、ブレを抑える3軸ブラシレスジンバルも備わってるいるため空撮にはかなり役立ちそうですね。
他にも、バッテリー残量が少なくなったり、通信が不可能になると離陸地点へ自動で戻る機能、ユーザーが設定した目的地や飛行経路へドローンを飛ばすことができるなど、オートパイロット機能もかなり充実。屋内でも高度2.5m以下であれば「ビジュアルポジショニング機能」によって安定した飛行ができるので、操作面でもかなり性能の高いものになっています。
ただし、すぐには使えない…
公式による発表では販売地域は未定となっており、フルHD対応モデルは5月26日から始まる同社アプリ「Mi Home」上のクラウドファンディングから購入可能。4Kモデルは7月下旬頃にオープンベータプログラムを通して、テスト機の提供を行う予定とのこと。すぐに使えないようで残念ですが、編集部にも早く欲しい!